脚の長さの左右差について
こんにちは。
今回は、脚の長さの違いについてご紹介します。
脚の長さの左右差を比較する場合、簡易的には腹臥位(うつぶせ)で、踵(カカト)の位置や踝(クルブシ)の左右差を見て判断します。
より正確に測定する場合は、ASIS(上前腸骨棘:骨盤にあるランドマーク)と踝の距離を測定して左右比較を行います。
機能的な脚の長さの違いは、歩き方や静止立位など全身に影響を及ぼします。
機能的脚長差を生じる因子は、骨盤の状態、仙腸関節の状態、股関節・膝関節の屈曲度・回旋の左右差、足関節の屈曲度・回内、回外など 複数あります。
当オフィスでは、脚の長さの違いを確認後、どの関節・筋肉が原因になっているのかを検査で判断して機能的な脚長差の改善を目指します。
文献:Magee DJ : Orthopedic Physical Therapy . Philadelphia : WB Saunders , 1997 .
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