オスグッドについて
こんにちは。
今回は、オスグッドについてご紹介します。
オスグッド(オスグッド・シュラッター病)は、スポーツをしている思春期のお子さんに多くみられる膝下の痛みで、成長痛と呼ばれることもあります。
男子サッカー選手240例(11~13歳)を対象にした研究によると、オスグッドを発症している選手は、大腿四頭筋柔軟性の低下(太もも前)、等速性膝屈曲筋力の低下(太もも後ろ)が見られると報告されています。
私のオフィスでは、上記の現象が起こる原因を膝関節にかかる負荷(膝関節伸展モーメント)の増大と考え対処します。
膝関節の負荷(伸展モーメント)を減らして、股関節の負荷(伸展モーメント)を増大する事を目的に、ハムストリングスや腹腔内圧上昇筋などのエクササイズを行って、膝関節にかかる負荷を減らしていきます。
文献:鈴木英一 , 齋藤知行 , 森下信 : Osgood-Schlatter病の診断と治療 . Osgood-schlatter病の成因と治療.予防 , 身体特性と成長過程の観点から . 臨床スポーツ医学 , 23 : 1035-1043 , 2006 .
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