肘痛予防(野球)にアームアクロスチェスト・ストレッチ
こんにちは。
今回は、野球選手の肘痛予防についてご紹介します。
15~37歳の野球選手29名を対象にした研究において、肘関節内側側副靭帯の機能不全とGIRDとの関連性が報告されています。
GIRDとは : glenohumeral internal rotation deficit(肩甲上腕関節内旋制限)
肩甲上腕関節内旋とは : 上腕を下垂(腕を自然に垂らした状態)で、親指が外側から内側に向く様に捻ることです。
肩を内側に捻る関節可動域が充分でないと 肘を痛めやすくなるという研究結果です。
肘痛予防にアームアクロスチェスト・ストレッチなど肩関節後部のストレッチを行いましょう。
アームアクロスチェスト・ストレッチとは : 一般的で簡単なストレッチです。肘を逆側の手で掴んで、反対側の肩に引き付けます。具体的には検索してみてください。
文献:Dines JS , Frank JB , and Yocum LA . Glenohumeral internal rotation deficits in baseball players with ulnar collateral ligament insufficiency . Am J Sports Med 37 : 566-570, 2009 .
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