【三重県伊勢市】腰痛/肩こり/膝痛/手足のシビレなどを改善しよう!

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首のコリ【姿勢改善の現場】

姿勢改善の現場でトレーナーは何を考え、どのように姿勢を改善していくのか?具体例を紹介します。

 

今回は「何年も続く首の強いコリ と 頭痛に悩んでいる30代女性」の姿勢改善例を紹介します。

 

①肩から首周辺の状態をチェック

首の筋肉の状態は、 頸部伸筋群(首の後ろ側)に非常に強い緊張があり。

この強い緊張が強い首のコリの原因と考えられます。

頸椎前方屈筋(首の前側)は、筋力低下を起こしていました。

②姿勢の状態をチェック

頭部前方移動・頸椎過伸展
頸部の椎間関節後方に強い圧力をかける姿勢です。

 

③ 頸部の運動性チェック

伸展以外すべての方向に制限を受けています。

 

④姿勢改善

まず、頭部前方移動・頸椎過伸展を改善して 頸部の強いストレスを減らしていかなければならないわけですが、姿勢全体を見ると 本ケースの頭部・頸部の変化は、胸椎後彎(猫背)の代償と考えられました。

姿勢全体でみると、 肩甲骨外転位  胸椎彎曲増大  腰椎彎曲増大  骨盤前傾
の特徴を持つ姿勢です。

 

 姿勢全体の歪みを代償するために頭部前方移動・頸部過伸展を起こしていると考えられます。

まず、短縮している 股関節屈筋をストレッチして姿勢全体の歪みを立て直し、次に頸部伸筋のストレッチを行いました。

 

この時点で、コリは約30%(自己申告)まで改善しました。

その後、小胸筋・肩内転筋にも緊張があったのでストレッチ。

そして、弱化している外腹斜筋・胸部脊柱起立筋に軽いトレーニングを行って更に姿勢の改善を行いました。

この時点で、コリは0%(自己申告)!

後 数回、姿勢全体のバランスを調整して根本的な改善を目指しましょう!

 

☆身体に関する記事

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・股関節が腰痛の原因になる事があります → http://shiseikoubou.hatenablog.com/entry/2014/02/05/095711
・膝を立てて腹筋運動をすると腰の負担が減る!は誤解です → http://shiseikoubou.hatenablog.com/entry/2014/01/30/082150

 

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